最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「莉生ちゃん。よし、それじゃあお兄ちゃん探そっか! 立てる?」

「うん……ありがと、神菜おねぇちゃん。」

 か、可愛いっ……!

 キューンっと、心臓を撃ち抜かれる感覚が伝う気がした。

 莉生ちゃんにはすっごく申し訳ないけど、母性本能がくすぐられる。

 だけど、莉生ちゃんの為にも早くお兄さんを見つけなきゃいけない。

 お兄さんも探しているだろうし……できれば早めに見つけたい。

 すぐにそんな結論に至った私は、泣いている莉生ちゃんの涙を拭く。

 その後にまた迷子にならないように、ぎゅっと力があまり入らないくらいに莉生ちゃんの手を握った。



 だけど広いスーパーだからか、お兄さんらしき人は見つからない。

 うーん、どこなんだろう……そもそも、お兄さんってどんな人なんだろう?

「ねぇ莉生ちゃん、お兄ちゃんってどういう人かな?」

「んーとね、すっごく優しくてかっこいいんだよ! わたしね、兄弟が多いんだけどおにぃちゃんがしっかりしてるから、みんな仲良しなの!」

「ふふっ、お兄ちゃんのこと大好きなんだねっ。」