李音「そう、そうだよ!よかった、思い出してくれて」

真優「李音くん……」
 

本当に嬉しそうにする李音に、なんだか心が揺れた気がした。


李音「って言うことで、結婚しよ?」

真優「いやいや、なんでそうなるの……!?」

李音「だってさ、約束したじゃん。迎えに行くからって」

真優「ごめん今は思い出せない……」
 
李音「そっか、なら仕方ないよね」


珍しくあっさり許してくれた李音。


この後最悪の事態になるとは思わずに、呑気に安心している真優だった。