「ねぇねぇ何読んでるの?」

「その本面白い?」

「そのお菓子美味しい?」

「あ、そうだ!今日お弁当一緒に食べる?」

「俺の今日のお弁当さー」

私の静かで平穏な学校生活・・・のはずだった。

突如、朝の席替えで隣の席になった遠野くん。

いや、もう遠野でいい。





「うるさぁああああああい!」





私の声は教室に響き渡った。