「じゃあまたねー」

「ままま、たたたね!」

沙和ちゃんと澄晴くんに手を振って部屋に入る。

もう今、翠くんのお話できて興奮しててヤバいよ。

私、人生初の爆発を起こすかもしれない。

私、今なら爆弾になれちゃうよ。

夜ご飯もいつもより豪華にできちゃう。

いやぁ、いつも翠くんが食べてくれるから結構豪華なんだけど、今日はその豪華を超えた倍豪華にしてやる!

翠くん、美味しく食べてくれるかな。

何作ろっかな、翠くんが好きなやつ作ってあげよっかな。

私は浮かれすぎていたのかもしれない。

後から翠くんにあんなことを言われるなんて。