情報屋のライトくんもなかなか正体を掴めないという謎に包まれた姫。
この子の言っていることが本当なら、狂猫の姫は本当に中学生だったっていうの……?
「正解。お姉さんは頭がいいんですね。志貴くんなんて私がいいバイトを紹介してあげるって言ったら、すぐに心を開いて誕生日パーティーにまで招待してくれましたよ」
「まぁ、お姉さんを楽させてあげたい〜とか思ったんでしょうけど。今日だって私の言葉にまんまと騙されて捕まっちゃったんです」
見た目はどこにでもいるごく普通の中学生。
それなのに、話し方は香坂とそっくりで気味が悪い。
彼女は志貴のことを馬鹿にしたら、私が怒るとでも思っているのだろう。
けれど、その手には乗らない。
彼女の思い通りになんてならない。
「姫の正体は隠していたはずでしょ。こんなにあっさりバラしてもいいの?」
「もう、いいんだ。今日で全てが終わる。闇狼は解散。俺たちがトップになる」
香坂は天井を見上げながらハハハと笑う。



