あの日、彼と出会わなかったら わたしは今も夢と現実の狭間で苦しんでいたのかもしれない。 夢は作家になること。素直で感受性豊か。 比高咲茉 (Hidaka Ema) × 【学園内の大人気バンドMEBIUS】 ボーカル兼ギター。ラブソングが書けないこと以外は完璧。 我妻奏人 (Agatsuma Kanato) × ベース。物腰の柔らかい先輩。 二階堂千里 (Nikaido Senri) × ドラム。明るく元気なムードメーカー。 杉浦新 (Sugiura Arata) × ？？？　学園の王子様。とある理由から女子が苦手。 桜路律 (Ouzi Ritsu) 作家志望のわたしがなぜかMEBIUSの作詞を担当することになって──。 「俺はもう咲茉しか考えられないから」 「咲茉の一等星でいられるようにこれからも走り続ける。 だから、俺だけを見てて」 夢と恋。 わたしの中にある「好き」の気持ちが今、あふれ出す。

ある日、節点のなかった後輩に告白された。 世話焼きな先輩 白鳥舞花(26) Shiratori Maika × 黙々と仕事をこなす真面目な後輩 上田暁斗(24) Ueda AKito 定時に帰宅、飲み会にも参加しない彼には別の顔があって──？ 「俺は白鳥先輩のためだったらなんだってやります」 ︙ ︙ ︙ ♡

甘え方なんて、知らなかった。 彼に出会うまでは。 生活費を稼ぐためバイトに明け暮れる少女。 水瀬瑠佳 (Minase Ruka) × 『闇狼』の総長。瑠佳を偽りの姫として雇う。 蓮見怜央 (Hasumi Reo) 「バイト探してるなら、俺に雇われる気ねぇ？」 「俺が護るってことは 傷ひとつ、つけさせねぇってことだよ」 「俺は瑠佳をずぶずぶに甘やかしてやりてーと思ってるけど？」 総長は姫を誰よりも大切にする。 だけど、彼が本当に護りたいのは私じゃない。 所詮、私はお金で雇われた偽りの姫──。 役目が終われば私の居場所なんて簡単になくなる。 ……そうでしょう？ 2022/12/23/~2023/12/09 ※こちらは短編小説『雇われ姫は、総長様の手によって甘やかされる。』をもとにエピソードを追加、改稿した長編小説です。 4月25日　野いちご文庫から書籍化されます。 『冷血最強の総長様は拾った彼女を溺愛しすぎる』 書籍限定の番外編を書き下ろしました❀ ◇素敵なレビューをありがとうございます◇ ko1120様、タカヒロ様、愛瀬かなた様、Rise様