「そ、そうじゃなくて!代わりに手を繋いでてほしいっていうお願い……」 甘えるってこういうことで合ってるのかな? 正解がわからず不安になっていた私の手を取り怜央は「お安い御用ですよ、お姫様」と柄にもないことを言う。 そして、私をベッドへと迎え入れた。 抱きしめられながら眠っていた時よりも、2人の距離はずっと遠くなった。 だけど、握られた手から伝わる温もりが一人じゃないことを教えてくれる。 2度目の眠りについた後、誰かが私の頭を優しく撫でてくれる。 そんな幸せな夢をみた───。