その二人の励ましが、デジャブーみたいで驚かされた。

 クラウスみたい。

 また、クラウスのことが思い出されてしまった。

「はい。笑顔でがんばります。ジークとシュッツがついていてくれるのでしたら安心ですから」

 二人に笑顔を見せてから、前を向いた。

 それから、ログハウスへ向かって歩を進めた。