普通だったら、神々先輩と一緒にいれてうれしい!と思う女の子たちの方が圧倒的に多い中。 私は1ミリもそんな考えに至らないし、この先一生ならないだろう。 ………というよりも先に。 「ぁ…あのっ…」 「ん?」 ひゃあ…! 元々近かった距離が、先輩が耳を傾けたことでさらに近くなっちゃった…っ。 「そ、その…も、もう下ろし、てくださいっ…」 私、頑張った…っ! このままこの人と話すなんて、ちょっとハードルが高すぎる。 「い…たくない、ので…」