あなたが婚約破棄されたいならどうぞご自由に。ですが、私の周囲は怒っているので覚悟をなさって下さい。私は私で王太子殿下に溺愛されてしあわせになりますので

「決めた。図書館でちょっとした式を挙げよう。子どもたちやそのご両親、ここの常連さんを招いてね。おっと、わたしたちのキューピッドのソフィアを忘れてはいけないな」
「素敵ですね。では、殿下。白馬の準備もお忘れなく」
「アリサ、それは心配はいらないよ。わたしの愛馬は白馬だから」

 思わず笑ってしまった。

 本当の挙式より楽しみだわ。

 じょじょに自分がかわってきているのを感じる。