作者の記憶&記録のための徒然メモみたいなものです。

このお話は、もともと川井 菫を主人公にした別のお話のサイドストーリー?スピンオフ?的なものでした。しかし菫のお話よりも香魚子と周のお話の方がサクサク書けて、あっという間に書き終わってしまったのでした。きっと作者が香魚子と同じ職業だからです。営業マンと恋愛したことはありませんが。

このお話の登場人物の名前には法則性があり、周の会社「ミモザカンパニー」の関係者はミモザにちなんで植物が入っています。
「ピーコックラボ」の人たちはピーコック(孔雀(クジャク))にちなんで鳥の名前が入っています。
なので、ピーコック社員のくせにスミレという植物の名前な川井菫は将来ミモザカンパニーの人になります。というか、菫が植物の名前だから会社名も植物にしようとなり、ミモザかわいいよね…からのアカシアってなんか名前になりそう…って順番でした。
香魚子だけ魚の名前なのは、フリーランスとして自由にやっていくからですが、結末通りにアカシアにもなったし、そもそも福士 香魚子にはフクシアという花の名前が入っています。

ストーリー的には、私もがっつり働いている業界なので無駄に細かく書いてたり、読み返すとわかりにくいかなと思う箇所もあり…。香魚子の仕事は「リアル〜」と思ったり「こんなに仕事できる26歳はおらん」とか「その時期にその企画しないわ」…とか、リアルなところはリアルに、ツッコミどころは創作物として書きました。同じ業界のデザイナー様でこんな辺境の地にいらっしゃった奇特なお方、どうぞお目を瞑ってください。

なんにせよ、好きな感じの二人が書けて無事ハッピーエンドになったので良かったです。

お読みいただき
ありがとうございました。

ねじまきねずみ


追記
川井 菫が主人公の物語を書きました。
香魚子や周も登場しますので、よろしければ…
銀色ネコの憂鬱
https://www.berrys-cafe.jp/spn/book/n1684529/