祝日だけど、グラウンドでサッカー部の練習試合が行われていたせいか、難なく校内に入ることができた。
いつもに増してひっそりとした旧校舎の廊下を、ふたりで手をつないで歩く。
写真部の部室の前には、あの天宮くんの二枚の白黒写真が掲示されたままだった。
天宮くんは、例のスペアキーを持ってきていた。
二学期に入り、昼休みに部室に行く必要がなくなってから、私が彼に返却したものだ。
スペアキーをリュックに忍ばせていたということは、始めから部室に来ることを計画していたのかもしれない。
ドアを開けると、相変わらずの部室の風景が広がっていた。
「懐かしい、ぜんぜん変わってないな」
どこかうれしそうに、天宮くんが言う。
天宮くんの入院を知ってからはほとんど部室に来ていなかったので、私も久しぶりだ。
室内の大半を占める長机に、本や箱の詰め込まれた棚、乱雑に写真の貼りつけられた黒板。
いつもに増してひっそりとした旧校舎の廊下を、ふたりで手をつないで歩く。
写真部の部室の前には、あの天宮くんの二枚の白黒写真が掲示されたままだった。
天宮くんは、例のスペアキーを持ってきていた。
二学期に入り、昼休みに部室に行く必要がなくなってから、私が彼に返却したものだ。
スペアキーをリュックに忍ばせていたということは、始めから部室に来ることを計画していたのかもしれない。
ドアを開けると、相変わらずの部室の風景が広がっていた。
「懐かしい、ぜんぜん変わってないな」
どこかうれしそうに、天宮くんが言う。
天宮くんの入院を知ってからはほとんど部室に来ていなかったので、私も久しぶりだ。
室内の大半を占める長机に、本や箱の詰め込まれた棚、乱雑に写真の貼りつけられた黒板。



