僕は花の色を知らないけれど、君の色は知っている

不登校。

学校に行かなくなった私は、そういうくくりに分類された。

肩書きに〝不〟がつくなんて、いいわけがない。

私は世の中的に、よくない人間になってしまったらしい。

学校に行かなくなったわけではないのに。行けなくなっただけなのに。

本当は行きたかったのに。勉強だって、部活だって、夢を抱いて頑張ってきたのに。

まるで悪いのは、私自身であるかのような扱い。

私は中一にして、あっけなく世の中のはみ出し者になってしまった。

私はたぶん、天真爛漫(てんしんらんまん)に生きてきた。

笑いたいときに笑って、腹をたてたいときに腹をたてて、友達だってたくさんいた。