ブラウスがまくりあげられて、大きな手が中に入ってくる。


「や……っ?」


身をよじるものの、抵抗はできない。
体が支配されてるから……。



「かとーあみちゃん、保健室で俺に犯されかけたんだよ」

「おか……さ?」


「あみちゃんの弱いところ、俺ちゃんと覚えてるよ。ここ……とか」

「っ、やぅ」


触れられた瞬間、電流が走ったみたいにびくっと反応してしまう。

思わず腰を引くけど、強い力で引き戻された。



「何回も何回もなぞられて、甘い声出ちゃって……抑えらんなかったもんね」

「ひ……、ぁ、」



その部分からぞくぞくっと甘い痺れが広がる。

初めての感覚のはずなのに、初めてじゃないみたいな。


「それから、こっちも……」

「……っ! 、っ、うぅ〜っ」


知ってるって言ってる。
この手つきも体温も知ってるって……体が勝手に反応する。

わたしは、知らないのに……。