この星に生まれた、何よりも誰よりも。

 いつからとか、覚えてなくて。

 でも、ふとした時に思うのは———



「......っ」



 自分の気持ちがわかってしまって、顔が赤くなる。

 きっと、私は..................

 私は静かに口を閉じて、熱を持った顔を覚ますように手で仰いだ。

 でも、みんな本当に行くつもりなのかな......?

 それは、私を心配してくれてるみたいで、うれしいけど......って、こんなこと、不謹慎だ......。

 もし......みんなが、ケガとかしちゃったら......。

 そう思ったとたん、私はとてつもなく怖くなって、強く目をつぶった。

 いやだ......。

 それだけは、いやだ。

 そう、はっきりと断言できた。

 ごめんなさい......こんなことに、巻き込んでしまって......。

 後悔と不安が押し寄せてきて、震えが止められなくなる。

 どう、しよう......もし、みんなに何かあったら......それは、私のせいだ......。

 小さく震えていると、



「......大丈夫だ」



 星の声がして、ふわりと温かさに包まれた。

 星が、私を抱きしめる。

 ......っ......私......。

 たったそれだけだったのに、すごく安心して、一人じゃないって気づかされる。

 なんで......。

 そんなに、優しくしてくれるんだろうっ......。

 胸が熱くなって、苦しくなって、何を言えばいいのかわからなくなる。

 涙が出てしまいそうになって、手で目元を抑えた。

 ......っやだ......。こんな情けないところ、見られたくない......。

 星に、涙とか......私が、本当は弱いってところを、見られたくなかった。

 私は......情けなくて、弱虫で、いつだって......ほかの人に、救われてばっかりで......私は、誰かを助けられないような......誰かに、何もあげられない、ダメな人間だから......。

 なのに、なんで......?

 なんで、星は......私を、励ましてくれるの......?

 私は、誰も助けられなくて、何もあげられない......人、なのに......。

 ただの、ダメな人間。