この星に生まれた、何よりも誰よりも。

「死ぬわけないじゃん?」



 カラッとした声に驚いて、「......え?」と問い返す。



「氷空のこと、おいて死ぬわけないじゃん」

「おいてって死んじゃったら、もう氷空に気づいてもらえないじゃ~ん」

「まだ一緒にお買い物とかカフェとか行けてないのにっ!」

「女子会してないしね~」

「まだやりたいことがあるしな」



 などなど、次々に私の不安を払しょくしていくような言葉をかけてくれるみんな。

 みんなは、すごいな......。

 そんなことを思いながら、



「..................ありがとう」



 そう言って、小さく微笑んだ。

           ◆

『氷空、寝不足じゃない? 寝ててもいいよ』

 そう言われ、遠慮した私。

 陽詩とりいによって、星以外の男子たちが部屋の外へ出されてしまい。

 ..................星と二人っきりです。

 どうしよう、緊張する......っ。

 

「ひ、ひかりは......、寝てなくてもいいのっ......?」

「なんで?」

「...目の下、クマがついてるよ......?」

「うそだろ」

「ほんとだって......」

「誰にも気づかれてなかったのに」



 よくわからない会話を交わす私たち。

 何やってるんだろう。

 そもそも、なんでこんな会話してるんだっけ?

 その理由を考える。

 ......................分からない。

 でも、すっごい.............緊張して。

 どきどきと、胸が高鳴っている。

 星と二人っきりだから?

 そんなことを考えて、ふと頭に浮かんできたのは星の顔。

 ふと、笑った時の優しい顔も。

 少し顔が赤くなった顔も。

 必死に、私を助けようとしてくれてた、真剣な表情も。

 今思い出せば、全部全部.................

 いつからとか、覚えてなくて。

 いつからだって、よくて。

 いつの間にか、一緒にいるだけで、ドキドキしてしまってて。

 私は、きっと———