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 ねぇ、どう思ってた?

 君は...........私のこと、どう思ってたのかな。



「まっぶしー......」



 目元に手を当て、光を遮る。

 なんかますます目がくっついて、寝ちゃいそう......。

 朝の白い光に照らされて、氷空色の髪が視界の中で反射して淡く光る。

 一応、変装道具も持ってきてるんだけど、変装した姿、見られてるかもしれないから。

 ていうか、あいつらのこと。

 絶対調べてる。

 つまり、変装してたらヤバい。

 (ひかり)たちにばれる。

 あいつらからはあと後が大変になる接触。

 

「あーもうっ! なんなのよ~!」



 わしわしと髪をかきむしる。

 ほんっと―に、なんなんだ。

 “絶死願(ぜつしがん)”のやつらは......!

 ほっといてくれればよかったのに......、そうしたら、そうしたら......っ。



「そうしたら......っ、まだ私は......みんなで......」



 そこまで言いかけて、自分に嫌気がさす。

 私から離れたんでしょ?

 何言ってんの。