この星に生まれた、何よりも誰よりも。

 そう分かってるのに、すっごくドキっとした............。

 星の、無意識で鈍感ということがよくわかったよ......。

 これが、恋愛小説に出てくる『ハカイリョク』というやつだ。

 一人、うんうんとうなずく。

 ......?

 疑問ができて、首をかしげた。

 私、なんでこんなに考えてるんだ?

『......なんかあったら、一番最初に俺に言えよ。

 俺が一番、心空のこと知っていたいから』

 星が言ってくれたことを思い出し、また顔が熱を持った。

        ◆

 マンションの部屋に入り、カバンを置いた。

 そのまま寝室へと向かう。

 そして、ベッドにダイブ。

 うつぶせに飛び込むと、ぼふんっ!とベッドが軽く跳ね上がる。



「......」



 どうしよう。

 《リーパァー》に言われたこと。

 風山に言われたこと。

 頭から離れない。

 失いたくない。

 みんなのぬくもりを、あの温かさを、私に向けてくれる笑顔を。

 嫌われたくない。

 でも..................

 死んでほしくも、ないっ......。

 言葉が、のどに張り付く。

 ふと、別のことを思った。

 カバンにみんなからのプレゼントを入れていた。

 そう言えば、星から小さな袋をもらってたな......。

 家に帰ってから開けろって言われてた。