この星に生まれた、何よりも誰よりも。

「カウントするから0になったら、な?」



 見えなくても、彼の声の調子から楽しそうなのがわかる。

 なんで、そんな楽しそうなの。

 

「ご、よん、さん、に」



 ...............いち。

 彼がそう言った瞬間、彼の手はわたしの顔から離れていって。

 暗かった室内に、パッと明かりがついて。



「わ.........」



 飾り付けられた室内。

 キラキラと光るシャンデリア。

 中心にある大きなテーブルの上には、おいしそうなケーキ。

 みんなが、クラッカーを鳴らす。

 にぎやかで、楽しそうな音。

 ——っパーン!

 からからと、私の頭の上にクラッカーの中に入っていた飾りが舞い落ちてくる。