この星に生まれた、何よりも誰よりも。

 みんなが並んで入っていき、私も入ろうと足を向ける。

 .........けど。



「はい、ストップ―」



 誰かの手で視界がさえぎられる。



「まだ、入っちゃダメ」

「ひ、ひかり......っ? 何して............」

「いーから」



 そう言われてしまったら、もう何も言えない。

 ............ずるい。

 私の顔に触れる星の手は少し冷たく、ひんやりしてる。

 なぜだかわからないのに、ドキドキ言ってる、私。



「......はい、一歩、二歩、三歩」



 彼がそう言って、少しずつ、部屋の中に入っていく。

 顔から伝わる彼の手が、私の体温で少しずつあったかくなっていくのがわかる。

 どき、どき、どき。

 心臓の音がうるさい。

 私、なんでこんなにドキドキしてるの?

 これじゃ、私が......

 星に、恋してるみたい.........。

 星のことを意識してるみたい。