首が痛くなりそうなくらい、とても高いお屋敷。

 とてもきれいな装飾の施されている。

 え、ええ?

 なにここ............。

 星って大金持ちさんなの?

 おんぞうし? なの?

 びっくりしすぎて、ちょっとキャパオーバーになりかけている。

 星が平然とした顔をして屋敷の中に入っていき、慌ててその後を追って中に入った。

 何事⁉

 こんなにおっきなお屋敷なのに誰一人中にいない。

 誰かの気配もしない。

 ............まさか私たちだけしかいない⁉

 驚きで目がグリングリンしそうだ。



「あ、ここ」



 星が足を止めて、みんなの足も止まる。

 私が思ってたより、結構歩いてたみたい。

 そして私が思ってたより、めちゃくちゃ広いらしい。

 ............豪邸か!

 ...豪低か。