この星に生まれた、何よりも誰よりも。

「こーき、はよー! 今日は学校来たの?」



 そう男の子にあいさつする大空と翼皐が、ほんの少し上ずった声を出した。

 こーき......?

 それが、その男の子の......名前?

 彼は私たちをちらりと見た後、教室から出ていってしまった。





「......あー、なんか、ごめん」

「あの人は、桐谷(きりや) 煌貴(こうき)っていって、俺らの総長」



 大空と翼皐が、そう話を切り出した。

 二人の話に、私も耳を傾ける。



「あぁ......あいつが、仲間を信じてないっていう“煌舞(こうぶ)”の総長か」

「あー......なんかおれも聞いたことある」

「..................なんか、くずれてる」



 星以外の3人が口々に言いだす。

 総長......“煌舞”の、かぁ......。

 なんかすごく失礼だけど、それで仲間をまとめられているのか不安になった。

 仲間を信じてない............そう思う、理由があったのかな............。

 一瞬見えた、彼の瞳は燃えているように赤く、きらめいていた。

 でも、それでいて、どこか寂しそうだったんだ。