この星に生まれた、何よりも誰よりも。

「大空っ、翼皐っ、おはようっ」



 私も挨拶を返した。

 けど、私以外誰も挨拶していないのが気になって、8班のみんなのほうを振り向く。

 

「......どうしたの......⁉」



 そこには、8班のみんなが少しむっつりしながら私たちのほうを見ていた。

 私のほうを見て、8班のみんなはますます眉根を寄せる。

 仲、悪いのかな......。

 みんなを見ながら心配になる。

 暴走族とか言ってたし、暴走族たちそれなりの理由があるのかもしれない。

 それは分かってるけど、でも......。

 私も嫌悪しあってるようなみんなを見ながら眉を寄せた。

 でも、仲良く、してほしいな......。

 みんな、2班の人たちとも、8班の人たちとも友達だし......。

——ガラッ。

 さあ......、と風が入ってきた。

 教室の扉から、一人の男の子が入ってくる。

 わ............。

 きれいな赤がかかった赤茶の髪。

 燃えるような真っ赤な瞳。

 なんだろう......。

 私と仲良しな人、きれいな人が多くない......?

 つまりは、その男の子もイケメンさんだった。