きらきら、きらきら。

 ぴかぴか、ぴかぴか。

 きらり、ぴかり。

 暖かい光をまぶして、楽しげに歌う光。

 君の言葉はいつだって、私の心に光をともして、優しく笑った。

             ◦ ✰ ◦


「聞いてる?」



 ......う、わっ⁉

 目の前には彼の顔のドアップ。

 驚いて、のけぞった。



「聞いてたか?」

「聞いてませんでした......」



 問われて、私は返事をする。

 にしても、すっごくドキドキする......。

 私は自分を落ち着かせるように、ふう、と息をついた。

 ちらりと視線を上げると、そこには。



「ん?」

「......っう」



 まさかの彼も、私を見ていて。

 どきんっ、と胸が高鳴った。

 この星に生まれた、誰よりも何よりも。

 すっごく、大切さが伝わってくるその言葉。

 あの時はすっごい必死だったからわかんなかったけど......!

 ひと段落ついたからか、今から思うと照れて、というか、恥ずかしくなってしまう。

 赤くなっているであろう顔をパタパタと手で仰ぎ、私はまた、この言葉が贈られた時のことを思い出していた。