まあ、食ってしまいたいくらいには。



正直、それとこれとは話が違うはず。


警告を無視したわたしを殺すならもっと早くにでも手をかけられただろうに。

数ヶ月は生かしていたことも、今さら殺されかけてることも説明がつかない。


昼間に見た生徒会の光景を思い出す。

今もなお、旧生徒会といってわたし抜きの生徒会を推している親衛隊たちのことも、同時に。



……もう要らない?



「わたしのこと、邪魔だった?」


その言葉がまるで予想外のものだったのか、一瞬だけ素に戻ったように「邪魔?」と聞き返してきた。



「そんなわけない。桃は大切な存在だよ。私にとっても、あの人たちにとっても」

「じゃあ……」


「でも、このまま他の人に取られてなくなるなら、今度こそ私が食っておこうかと思って」



人をそんなビュッフェ感覚で食べようとしないでほしい。

それに、今度こそって、どういう意味だろう。