付き合ってもないのにこんな事、しないほうが良い。
神菜にとって俺は、兄貴か先輩としか思われてないはずだ。
恋愛対象なんかに、見られていないはず。
……なのに、今すぐ自分のものにしたくてたまらない。
「ひゃっ……。」
神菜の首元に唇を押し当て、軽いキスをする。
流石に印までつけたら、束縛が酷い奴だと思われそうだ。
制御なんてとっくにできなくなっていて、神菜を壊してしまいそうになる。
「あらた、さんっ……!」
その時、神菜の怯えたような震え声が聞こえた。
……まずい、やってしまった。
それでようやくはっと我に返り、自分が何をしたのかに気付いた。
目の前には瞳いっぱいに涙を浮かべ、怯えている様子の神菜がいる。
途端に後悔に襲われ、急いで神菜から離れようとした。
何、やってんだよ……俺。
これじゃあやってる事が、草薙と変わらない。
いくら他の男に神菜が触られたって言ったって、俺がどうこうできる立場じゃないのに。
立ち上がろうとソファから降りようとすると、何故かぎゅっと神菜に服の袖を掴まれた。
神菜にとって俺は、兄貴か先輩としか思われてないはずだ。
恋愛対象なんかに、見られていないはず。
……なのに、今すぐ自分のものにしたくてたまらない。
「ひゃっ……。」
神菜の首元に唇を押し当て、軽いキスをする。
流石に印までつけたら、束縛が酷い奴だと思われそうだ。
制御なんてとっくにできなくなっていて、神菜を壊してしまいそうになる。
「あらた、さんっ……!」
その時、神菜の怯えたような震え声が聞こえた。
……まずい、やってしまった。
それでようやくはっと我に返り、自分が何をしたのかに気付いた。
目の前には瞳いっぱいに涙を浮かべ、怯えている様子の神菜がいる。
途端に後悔に襲われ、急いで神菜から離れようとした。
何、やってんだよ……俺。
これじゃあやってる事が、草薙と変わらない。
いくら他の男に神菜が触られたって言ったって、俺がどうこうできる立場じゃないのに。
立ち上がろうとソファから降りようとすると、何故かぎゅっと神菜に服の袖を掴まれた。

