そんな事を思って、何事もないかのようにAnarchy室に入る。
中にはいつものように新さんたちが待っててくれていて、私は駆け足気味で定位置に座った。
隣に新さんも座り、お弁当を開こうと動く。
……え?
だけどそれと同時のタイミングで、急に全身の体の力が抜ける感覚に陥った。
未開封のお弁当を床に落としてしまい、倒れこむようにして新さんにもたれる。
「栞……?どうした……っ!」
「はぁ……っ、うっ。」
力が、入らない……。
新さんの呼びかけに反応する元気もなく、息を整える余裕もない。
さっきもそうだったけど、もしかしてまた……。
一時期体調を崩していた時期があったけど、それの再来……?
でもあれは、新さんがどうにかしてくれたはず。
今更再発するなんて、どうなってるの……?
働かない頭で考えながら、頑張ってゆっくりと体を起こす。
一瞬だったのか、体の中の力はもう回復していた。
「栞っ、大丈夫かっ!?」
「……うん、多分大丈夫……だと思う。」
中にはいつものように新さんたちが待っててくれていて、私は駆け足気味で定位置に座った。
隣に新さんも座り、お弁当を開こうと動く。
……え?
だけどそれと同時のタイミングで、急に全身の体の力が抜ける感覚に陥った。
未開封のお弁当を床に落としてしまい、倒れこむようにして新さんにもたれる。
「栞……?どうした……っ!」
「はぁ……っ、うっ。」
力が、入らない……。
新さんの呼びかけに反応する元気もなく、息を整える余裕もない。
さっきもそうだったけど、もしかしてまた……。
一時期体調を崩していた時期があったけど、それの再来……?
でもあれは、新さんがどうにかしてくれたはず。
今更再発するなんて、どうなってるの……?
働かない頭で考えながら、頑張ってゆっくりと体を起こす。
一瞬だったのか、体の中の力はもう回復していた。
「栞っ、大丈夫かっ!?」
「……うん、多分大丈夫……だと思う。」

