今度世妖に、何か奢ってあげようっと。
日頃のお礼も兼ねて好きなものでも……そう考えていた俺に、天が不機嫌な様子のまま話しかけてきた。
「さっきも言ったけど、どうして僕たちのことを止めたの。創がやった事は本当に、致命的な事なんだから。」
……正直、さっきから天の言葉が理解できない。
創がやった事って結局何だって言うんだよ?
敵に塩を送るとか、致命的だとか……意味が分からない。
天は一体……何を知ってるって言うんだ。
「天さん、どういう事なんですか?致命的ってまるで……栞先輩が何かの鍵になってるようですけど……。」
黙っていた都真も不思議に思っているのか、泣きそうな顔になりながら尋ねてくる。
都真は創と同じ妖精族だからこそ、創の怒ったところを見たくなかったと思う。
この様子だと都真でさえ……創が怒っているところを見たことないと感じ取れる。
「天、いい加減教えてくれない?俺たちに何を黙ってるって言うの?二人だけで喧嘩するくらい、大事な話題なの?」
戦闘慣れしてない都真も、怖さを押し殺して聞いてくれた。
日頃のお礼も兼ねて好きなものでも……そう考えていた俺に、天が不機嫌な様子のまま話しかけてきた。
「さっきも言ったけど、どうして僕たちのことを止めたの。創がやった事は本当に、致命的な事なんだから。」
……正直、さっきから天の言葉が理解できない。
創がやった事って結局何だって言うんだよ?
敵に塩を送るとか、致命的だとか……意味が分からない。
天は一体……何を知ってるって言うんだ。
「天さん、どういう事なんですか?致命的ってまるで……栞先輩が何かの鍵になってるようですけど……。」
黙っていた都真も不思議に思っているのか、泣きそうな顔になりながら尋ねてくる。
都真は創と同じ妖精族だからこそ、創の怒ったところを見たくなかったと思う。
この様子だと都真でさえ……創が怒っているところを見たことないと感じ取れる。
「天、いい加減教えてくれない?俺たちに何を黙ってるって言うの?二人だけで喧嘩するくらい、大事な話題なの?」
戦闘慣れしてない都真も、怖さを押し殺して聞いてくれた。

