最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 考えれば考えるほど、しーちゃんへの気持ちは大きくなっていく。

 それが色褪せる事はないし、消える事なんてない。

 だからこそ……しーちゃんを誰よりも大事にしたい。

 草薙さんにも、邪魔されたくない。

「そうだね~。しーちゃんが笑ってくれたら、今はそれだけで十分だからね~。」

「おい、ちゃっかり“今は”とか言ってんじゃねーぞ。」

「そうだよっ!いくら和向でも、それは見過ごせないっ!」

 え~……見過ごせないって言われてもなぁ。

「こういうのはアピールした者勝ちだよ~。ふふっ。」

 しーちゃんが好きすぎて、元々の目的を忘れかけた。

 僕は、僕たちは絶対に……しーちゃんの幸せを壊さない。壊させない。

 まさか明李君に言われるとは思ってなかったけどね。

 それだけ気持ちが大きいって事だろうなぁ~……。

 しーちゃんの護衛は一筋縄じゃ行かなそうだけど……絶対に守り抜くよ。

 ……相手が理事長の息子の、草薙さんであろうとも。