その時、ぎゅっと明李君が抱き着いてきた。
「しーおりっ!一緒に昇降口まで行こっ!」
「う、うんっ!」
そ、そっか……確か送り迎えもみんながしてくれるんだっけ。
『下校の時は疾風たちに送ってもらえ。そのほうが心配ないだろ。』
お昼休憩の時に新さんからそんな話をされたのを思い出して、急いで首を縦に振る。
ここまでしてもらうのって、どうなんだろう……。
でも移動の時が一番創さんと鉢合わせる確率が高いから、何も言えない。
明李君は私の返事を聞いた瞬間、強引に手を握ってきた。
……っ、相手は明李君、なんだから。
だけど体は言うことを聞いてくれなくて、その場から動けなくなってしまう。
創さんに握られた感触じゃないのに、小刻みに震えてきてしまう。
明李君はいつも通りに接してくれただけだと思うけど、私にとってはいつも通りじゃなくなっている。
どうしたら、いいの……。
強引に手を振り払うこともできず、握られたままになる。
明李君は私の為を守ってくれているから、拒否しちゃダメだよね……。
「しーおりっ!一緒に昇降口まで行こっ!」
「う、うんっ!」
そ、そっか……確か送り迎えもみんながしてくれるんだっけ。
『下校の時は疾風たちに送ってもらえ。そのほうが心配ないだろ。』
お昼休憩の時に新さんからそんな話をされたのを思い出して、急いで首を縦に振る。
ここまでしてもらうのって、どうなんだろう……。
でも移動の時が一番創さんと鉢合わせる確率が高いから、何も言えない。
明李君は私の返事を聞いた瞬間、強引に手を握ってきた。
……っ、相手は明李君、なんだから。
だけど体は言うことを聞いてくれなくて、その場から動けなくなってしまう。
創さんに握られた感触じゃないのに、小刻みに震えてきてしまう。
明李君はいつも通りに接してくれただけだと思うけど、私にとってはいつも通りじゃなくなっている。
どうしたら、いいの……。
強引に手を振り払うこともできず、握られたままになる。
明李君は私の為を守ってくれているから、拒否しちゃダメだよね……。

