最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 よし、そろそろ帰ろうかな。

 放課後になり、帰る準備を始める。

 確か……生徒会には行かなくていいんだよね。

 やっぱり罪悪感があるけど、今はそうしたほうが良い気もしていた。

 こういう時こそ皆さんに甘えたほうが良い、のかな。

 こうやって割り切るようになった自分は、大分頼る事を理解してきたと思う。

 今までだったら強引に生徒会に行っちゃいそうだったけど、今はそんな気は起きない。

 創さんのことがあったからだとも思うけど……。

 どうして創さんは、あんな事をしたのかな……。

 そう考えてため息を吐き出した時、生徒手帳がバイブレーションし始めた。

 ……っ、びっくりした……。

 突然バイブレーションし始めたから、思わず大きく肩を揺らしてしまった。

 こういうびっくり系のとかって、無理なんだよね……あはは。

 苦笑いを浮かべながら、生徒手帳の画面に視線を移す。

 そこには“生徒会長”という文字が映っていた。

 あれ、天さんが……?

 どうしたんだろうと思いながらも、通話ボタンをピッと押す。