「そんな事思う必要なんてないよっ!護衛だって言っちゃえば、僕たちが栞を守りたくて勝手にやってることなんだし!」
満面の笑みで明李君は、私にそう教えてくれた。
そ、そうなの……?
勝手に……って事じゃないと思うけど、そう言われるだなんて思ってなかった。
でもそう言われたら……本当にそう思っちゃいそう。
「ありがとう。」
肯定していいのか否定していいのか分からなかったから、お礼だけ伝える。
明李君が言っている事はおかしいところなんてないけど、素直に認めたくない自分がいた。
やっぱりまだ、見栄を張ってるのかな……。
守られるなんて私らしくない、自分は守る立場なんだから……って。
だけどみんなは、こんな私を守ってくれてるんだよね。
だったら私も……同じようにみんなを守りたい。
それじゃあAnarchyの皆さんが私を守ってる意味がないとか言われちゃいそうだけど、それでもいい。
魔術師の癖が抜けないなら、私だってできる事をしたい。
心の中でそんな決意を固めながら、私は自分に喝を入れた。
満面の笑みで明李君は、私にそう教えてくれた。
そ、そうなの……?
勝手に……って事じゃないと思うけど、そう言われるだなんて思ってなかった。
でもそう言われたら……本当にそう思っちゃいそう。
「ありがとう。」
肯定していいのか否定していいのか分からなかったから、お礼だけ伝える。
明李君が言っている事はおかしいところなんてないけど、素直に認めたくない自分がいた。
やっぱりまだ、見栄を張ってるのかな……。
守られるなんて私らしくない、自分は守る立場なんだから……って。
だけどみんなは、こんな私を守ってくれてるんだよね。
だったら私も……同じようにみんなを守りたい。
それじゃあAnarchyの皆さんが私を守ってる意味がないとか言われちゃいそうだけど、それでもいい。
魔術師の癖が抜けないなら、私だってできる事をしたい。
心の中でそんな決意を固めながら、私は自分に喝を入れた。

