最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 さぁ、新さん。何でも言ってくださいっ!

 新さんが望むものって何があるんだろうと思うけど、聞いてみたら分かるよねっ。

 そんな希望を抱きながら、新さんの言葉を待つ。

 でもわくわくと待っていた私に聞こえた言葉は……予想の斜め上のものだった。

「神菜から、キスをしてくれないか?」

 …………へっ?

 き、キスっ……?

 その言葉だけで私は、真っ赤になってしまった。

「嫌なら強要はしない。だが……お前から、キスをしてほしい。」

 ……頑張らなきゃ。

 新さんはいつも、愛を伝えてくれる。

 不安になる隙もない与えないくらい、愛を囁いてくれる。

 だから……私だって、恥ずかしがっちゃダメ。

 新さんが望んでくれるなら、キスくらい大丈夫……。

 ――ちゅっ。

 辺りにリップ音が響き、恥ずかしくてすぐさま離れる。

 唇にする勇気はなかったから、頬だけど……。

 リンゴよりも真っ赤になっているだろう顔を見られたくなくて、両手で覆おうとする。

 だけど新さんに阻止されて、腕を引かれてもう一度新さんの腕の中に飛び込んだ。