最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「そうだな。やはり縁というものは存在しているのかもな。」

「確かに……縁があって、今があると言っても変じゃないですもんね。」

 二人で笑いあって、ぼんやりと幸せを噛み締める。

 だけどはっと、私はある事を思いだした。

 そう言えば結局、新さんへのお礼考えてなかった……。

 インターネットを使って調べてみたけど、良いものがなくて断念したんだよね。

 新さんに直接聞いてみても良いけど、こういうのはサプライズが良いって聞くし……。

「神菜、難しい顔をしてどうした?悩み事か?」

「あ、えっと……悩み事と言うか……。」

 こういうのって、聞いてみても良いかな……?

 自分だけじゃ良い案なんて思いつきそうもないし……よ、よし。

 私は一旦呼吸を整え、新さんに尋ねてみた。

「あ、新さん。いつも、私のことを助けてくれて、ありがとうございます……!それで、お礼をしたいって思ってるんですが、新さんは何が良いですか……?私、何でもしますっ!」

 ものじゃなくても、新さんが望む事なら何でもするつもりだ。