最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「神菜、Anarchy寮に入寮したって本当!?」

 ……へっ?

 風羽さんの言葉に、しばし固まってしまう。

 だけどすぐに納得し、大きく頷いてみせた。

「はいっ。今日から寮生活です!」

 そういえば、寮生活だって知ってるのはAnarchyのみんなだけだっけ。

 疾風君たちや翔葉さんには事前に言っていたけど、Zenithや生徒会の皆さんには言う事を忘れていた。

 こんな形で言う事になるとは想定外だったけど、いいタイミングかも……。

「「「はぁぁぁぁぁ!?!?」」」

 だけど何故か、私の言葉に大きな声を上げていた。

 ……ど、どうしてそんな驚くんだろう?

 悲痛にも似た大声が生徒会室に響き渡り、びくっと体を強張らせる。

 そしてその次に、私は質問攻めにあう事になってしまった。

「ねぇ神菜!どうしてAnarchyに入ったの!?寮に入りたかったなら、僕に言ってくれればよかったのに!今からでもZenith寮の空き部屋確認してくるよ!?」

「まぁなんとなく理由は分かってるけど……生徒会寮に入る気はない?Anarchy寮よりも住み心地は良いはずだよ。」