最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 ……そろそろ学校に向かわないと!

 時計に視線を向け、急いでスクールバッグを持って玄関を出る。

 扉を閉めて、鍵をしっかりかけて戸締りをする。

 その時に隣の部屋の扉が開いた音が聞こえた。

「神菜、おはよう。」

 同時に新さんの声も聞こえてきて、私はばっと振り返った。

「おはようございますっ!」

 挨拶を返し、にっこりと笑顔を浮かべる。

 ふふっ、こうやって近くに好きな人がいるのって、凄く安心する……。

 朝から幸せ気分に浸れて、私は気分が上々だった。

「学校行くか。」

「はいっ!」

 そんな会話も交わし、私は抑えきれない嬉しさを隠す事に必死だった。



「マジで元宮神菜いるんだけど!めちゃくちゃ可愛くない!?」

「やっば……元宮神菜がこの学園にいるとか、信じられない……。」

「神々様と並んでるから、すっごい目の保養なんだけど……!二人とも尊すぎる……。」

 昇降口に向かっていると、たくさんの視線を感じる。

 この前もたくさん見られていたけど、今日のほうが断然多い気が……。