最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 しかも、神々……さらっと爆弾発言したな。

「神菜さん、神々と付き合うことになったんですか?」

 確認の為、そう尋ねてみる。

 ……返答は、分かっているけれど。

「えっ?は、はいっ!」

 ……まぁ、そうか。

 ピンチを毎回助けてくれる奴を、好きにならないほうがおかしい。

 酷くショックを受ける僕とは逆で、神菜は恥ずかしそうに視線を逸らしている。

 そんな姿にまた、ショックを受ける……けど。

 ――これはこれで、略奪欲が掻き立てられる。

「そうなん、ですね……。神菜さん、神々に泣かされたらいつでも僕のところに来てくださいね。」

「口説くな。それにこいつを泣かせるなんて、ありえない。馬鹿な事を言うな。」

 僕なんか簡単に殺められそうなほどの視線を向けてきていて、神々の愛の重さを思い知らされる。

 そんな事、馬鹿でも何でもないでしょう?

 憶測でものを語るのは、辞めたほうが良いんじゃないでしょうか?

「泣かせない自信があるとでも?」

「もちろんだ。」

 吐き捨てるような言葉が聞こえたと同時に、神々が踵を返して神菜さんを連れて帰ろうとする。