最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「……分かった。ただし、俺もついていく。」

「ほ、本当ですかっ……!?」

 ぎゅっと両手を握ってお願いしていると、新さんがそう言ってくれた。

 こ、こんなにあっさり許してもらって良かったのかな……?

 一瞬だけ、そう思ったけどあんまり気にしないようにした。

 確かに、新さんがいてくれたほうが私も安心できる。

 新さんは私の為を想って許してくれたんだから、私も……。

「なら、今日の放課後に……お願いします。」

「あぁ、分かった。」

 それまでに創さんの寮の部屋番号を聞いておかないと……!

 私はそう意気込み、学校へと向かった。



「……ここ、だよね。」

 創さんと何を話そうか考えていたら、あっという間に放課後になってしまった。

 天さんから創さんの部屋番号を聞いて、今はその部屋の前にいる。

 マンションと同じような扉を前にして、一旦深呼吸をする。

 き、緊張、してきた……。

 自分から話したいって言ったんだから、こんなところで怖気づいたら元も子もない。

「神菜、何かあればすぐに呼んでくれ。」