最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 ……うー、今日はもう寝ようっ。

 とりあえず明日は新さんにお礼を言って、創さんにお話ししに行かなきゃ。

 お礼については……インターネットとかを使って調べてみよう。

 無理やり私は自分を納得させて、布団を頭から被った。



 翌日。いつもの通り新さんと学校に向かう。

 入寮するのは一週間後に決まったから、それまではこれまでと変わらない日常を過ごす。

 その時に、私はお礼を口にした。

「新さん、あの……昨日政府の人から聞いたんですけど、私の両親の生活も保障してくれるって……。」

「ん?……あぁ、教えてもらったのか。」

 恐る恐る尋ねると、案外あっさりした返事が聞こえる。

 その言葉で、また複雑な感情が膨れ上がった。

「変な事聞くかもしれませんが……どうして新さんは、ここまで親切にしてくれるんですか?」

 昨日からずっと、その事だけを聞きたかった。

 私が恋人だからって、こんなに親切にするものなのだろうか。

 それとも、こう思う私が変なだけなんだろうか。

 いろんな疑問が脳裏をよぎって、新さんの返事を待つ。