最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 そう思っている中で、新さんに募る感謝が渦巻く。

 どこまで新さんは、優しいのか分からない……。

 もうこれは優しいの次元に収まっていないと、思うけど……。

 明日、新さんにお礼を言っておかなきゃ。

「鈴香さん、教えてくれてありがとうございます。」

《いえいえ~。じゃあ神菜ちゃん、お幸せにね~!おやすみっ!》

「おやすみなさいっ!」

 最後に言葉を軽く交わして、通話を切る。

 息を吐きながらベッドに横になって、布団の中に潜った。

 まさか……新さんが私だけじゃなく、両親のことも支援してくれるなんて……。

 申し訳なさと感謝が入り混じって、よく分からない感情が生まれる。

 新さんは「気にしなくていい。」と言ってくれるけど、そんな事できない。

 何か、新さんにお礼をしたい。

 言葉だけじゃなく、行動で示したい。

 ……のに、良い案が全く思いつかない。

 こういう時、どんな事をすれば正解なんだろう……。

 人に甲斐甲斐しくお世話を焼いてもらった事もあんまりないし、ましてやここまで親切にされた事なんてないから、どんな事をすれば喜んでもらえるか分からない。