最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「……えっ!?」

 今、鈴香さん何て……?

 確かに今日、生活を保障してくれるってお話はされた。

 だけど、私の両親のお話は聞いてないっ……!

《あれ?御曹司君から聞いてないの?》

「え……っと、新さんが両親の生活まで保障してくれるって事を、初めて聞いて……。」

 私の両親も、一応政府から手当てを受けている。

 私が幼い頃に暴走を起こしてから、両親の安全の為に生活費の援助を行っていたらしい。

 両親は最初断っていたらしいけど、結局は折れてしまったと話を聞いた事がある。

 まさか新さん、そこまで知ってたの……?

 そうとしか考えられず、驚いたまま硬直してしまう。

 私の返答を聞いた鈴香さんは、驚いたように声を上げていた。

《へぇ……神菜ちゃんに言ってなかったって事は、余計な心配をかけさせないようにした御曹司君の配慮ってわけか。御曹司君に溺愛されてるね~。》

 で、溺愛って……そんなわけ、ないと思う……。

 愛されているって自覚は持っているけど、溺愛まではいかないんじゃないかな……?