最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 でも今から入寮しても、良いのかな……。

 入寮の手続きだってあるし、何より寮に入るくらいの資金があるかどうか……。

 次々と疑問が浮かんできてしまい、完全に頭を抱える。

 流石に質問しすぎても、新さんに面倒をかけるだけ。

 うー、自分が無知なのが恨めしい……。

「神菜、心配するな。生活面などについては全て神々家が保障する。入寮の事についても、何も気にしなくていい。」

 私の心を見透かしたように、新さんは不安を解消してくれる言葉をくれる。

 私、何も言ってないのに……やっぱり新さん、心読めるのかな……?

 だけど聞こうと思ってた事だったから、教えてもらって良かった。

 けれども……新さんの家が保障してくれるのは、申し訳なさと罪悪感がある。

 何もそこまで……面倒をかけてしまうだけなのに……。

 寮の事だって手続きはたくさんあるはずなのに……そう言ってくれる新さんは、一体何者なんだろう。

「そ、そこまでは流石に……!新さんや新さんのお家に迷惑かけたくないです……。」

 新さんの家族さんからしたら、私はただの人間。大層な人でもないし、手間をかけられるほどの人間じゃない。