最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「Anarchy室、ですか……?」

 Anarchy室自体には行ったことがないから、どんな場所なのか見当もつかない。

 だけどどうして、私が……?

 不思議に思って、はてなマークばかりが浮かんでいる私。

 そんな私を見ながら新さんは、丁寧に優しい声色で教えてくれた。

「あぁ。草薙がいつ神菜に接触してくるか分からない。だから念の為に昼も一緒にいてくれないか?嫌なら断ってくれていい。」

 新さんは怒っているのか、若干不機嫌そうにしている。

 そういう事、だったんだ……。

 新さんがAnarchy室の事を出したときにはどういう意味だろうって思ったけど、そういう事なら納得せざるを得ない。

 それに私も、新さんと一緒にいたいって思ってたところ。

 確かに創さんの裏の顔……本性が分かってしまったから、できるだけ接触は避けたい。

 今は創さんに、会う顔がないから……。

 今会ったとしても取り乱して、またフラッシュバックが起きると思う。

 だからその新さんの提案には、是非乗らせてもらおうっ。