最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 だけど、ここでお話するわけには……いかないよね。

「AnarchyとZenith幹部揃ってる!朝から最高なんだけど!」

「てか、あそこにいるの元宮神菜だろ?すげーコラボ見てる気分だわ。」

「こんな機会滅多にないし、誰か話しかけてみなよ!」

 ぎゃ、ギャラリーができてしまっている……。

 AnarchyとZenithの皆さんだけでも結構な人数なのに、ここじゃ邪魔になっちゃう……!

 でも、どうしよう……他に行けるところなんて……。

「Anarchy室、行くか?」

「い、良いんですか?」

 考えてもいい案が出ずに、一人で考え込む。

 だけどその時、新さんがそんな提案をしてくれた。

 Anarchy室に移動したほうが、きっと他の人の迷惑にはならない……と思うけど。

 そんな事でAnarchy室を貸してもらって、良いのかな。

 葛藤を繰り返し、再びうーんと唸って考える。

「ここじゃゆっくり話もできないだろ。だったら一回移動したほうが良いはずだ。」

 新さんがそう付け加えてくれ、子供に言い聞かせるように私に言ってくる。