最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 や、やっぱり過保護だなぁ……。

 だけど私も新さんの言うように、情報洩れが怖い。

 新さん、まさか心が読めるのかなっ……?

 そう思うほど、私のことを分かってくれる新さん。

 ここまでしてもらうのに申し訳なさを感じていたけど、私は新さんの厚意に甘える事にした。

「えっと……お願いしても良いですか?」

「もちろんだ。」

 恐る恐るそう聞いてみると、新さんは私の手を取って車に乗せてくれた。

 やっぱりこの前と同じ車で、高級感がどこからも感じられる。

 わ、私本当にこんな凄い車に乗せてもらってよかったんだろうか……。

 今更ながら私はそう考え、できるだけ無礼のないように気をしっかり持った。



 行きと同じように、新さんは私の手を取って車から降ろしてくれる。

 もう学園に着いたんだ……早かったなぁ……。

 車自体あんまり乗らないから、そう思ったりするんだろうけど……。

「行くか。」

「は、はいっ……!」

 新さんの声ではっと我に返り、スクールバッグをしっかり持って昇降口に向かう。