最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 神菜は何度も僕に抗い、僕から逃げようとする。

 ……そんな事、許すはずがないだろう?

「神菜は僕と共に生きるんだよ。」

 それ以外の奴といるなんて、許さないから。

 神菜が僕を拒否するというのなら、逃げられないようにしてあげる。

 準備はもうずっと昔にできていたから、今強行突破しても問題ない。

 神菜、どうして僕の愛が伝わらないの?

 もう何年片思いしてると思ってるの?誰よりも愛しているんだよ?

「何してんだ、お前。」

「新さんっ……!」

 ……それなのにどうして君は、別の奴のところに行くんだよ。

 愛おしそうに神菜を見つめる神々を見て、虫唾が走る。

 神菜も完全に神々に気を許してしまっていて、神々にがむしゃらに抱き着いている。

 もう、何でこうなったんだろう。

 僕の計画を狂わせたのは、もう誰なのか分からない。

 神々なのか、他の奴らなのか……神菜なのか。

 どうしたらいいのか、分からない。

 正常な判断ができなくなっている中、あの時の神々の視線だけは忘れないだろうな。