最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 でも私もいつか……新さんに、好きって言いたい。

 それがいつになるかは分からないけど……あはは。

「私のお願い、聞いてくださってありがとうございますっ。大分落ち着いてきました……。」

 新さんと一緒にいたからなのか、さっきまで嫌な音を立てていた心臓は落ち着いていた。

 逆に恥ずかしすぎて、心臓は爆発しちゃいそうだけど……。

「なら良かった。」

 微笑みを浮かべて新さんを再度見つめると、同じものを返してくれた。

 いつもと同じ微笑みだけど、自覚してからはやっぱり違う。

 何倍もかっこよく見えて、言葉を発する事も大変になりそうっ……。

 そんな事を心の中で考えながらも、私は新さんの温もりに甘えていた。



 よし、学校に行く準備はできた。

 翌日になり、私は玄関先で自分に喝を入れていた。

『……神菜、僕のことをどうして見ないの?』

 ……学校に行くのが、怖い。

 風羽さんの一件の時はすぐに割り切れたのに、今回は恐怖心が拭えない。

 今考えれば創さんも、私のことを好いてくれていたって分かる。