最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 もう、可愛すぎて……他の男になんか渡さない。

 そういう気持ちを込めて、もう一度強く抱きしめる。

「実感湧かない。神菜が俺のこと好きだって……夢見てるみたいだ。」

「ゆ、夢じゃ、ありませんっ……!」

 俺が小さく呟くと、すぐにそんな反応をされる。

 そこまで否定してくるって事は、本当に夢じゃないんだな。

 今にも泣いてしまいそうな神菜に、大丈夫だと伝える為に神菜の頬に手を添える。

「分かってる。もう離さないからな。」

 他の男のところに行かせるなんて事、させない。

 目移りなんて、もってのほかだ。

 絶対に――離さない。

「私も、ですっ……。」

 神菜はまた可愛い反応を返してくれ、俺の理性がなくなる音が聞こえた。

 ……こいつには、手を焼かされそうだ。

 他の奴らにも人気な神菜だから、苦労は絶えないだろうな。

 そう思いながらも俺は、神菜の瞳を捉えた。

 出会った時から変わっていない、澄んだ綺麗な瞳。

 その瞳を見つめながら、神菜の唇にキスを落とす。