最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

「好き、ですっ……!」

 …………は?

 静かな部屋に響いた、神菜の声。

 震えたような、恥ずかしそうに顔を赤らめて視線を向けてきている。

 その瞬間、体に電流が走るくらいの衝撃に襲われた。

 本当、なのか……?

「それは……俺と同じ意味での、好きか?」

 神菜のことだから、友達としての好きかもしれない。

 申し訳ないがそう疑ってしまい、神菜をじっと見つめ返す。

 神菜は一瞬、呆気に取られたような表情をした。

 だがすぐに嬉しそうに頬を綻ばせ、大きく頷いてみせた。

「はいっ。私は新さんと同じ意味で、新さんのことが好きなんですっ……!」

 ……信じられない。

 最初こそそう思っていたが、今の神菜の瞳と言葉はいたって真剣だ。

「本当か?」

 完全に信じられなくて、鬱陶しいと思われる事を承知しながら神菜に聞く。

 まさか、そんな夢のような事があるとは、思えない……。

 神菜は俺の言葉を聞いた途端、不安そうに眉の端を下げてこう言い放った。

「ほ、本当ですっ……!」