さっきみたいな大きなものじゃなく小さなものだけど、さっきよりも断然魔力の質が良い。
まさかあれ、先輩の魔力……?
今まで感じた事のない感覚が走り、はっと息を呑む。
元宮神菜の魔力は、世界最高級の代物だと聞いた事がある。
そう考えたところで、おもむろに先輩の周りの霧が晴れた。
……え……先輩、なの……?
だけど桐の中から現れた先輩は、いつもの先輩じゃなかった。
容姿はさっきと変わらないけど、明らかに違うところが一つだけある。
……瞳の中が、真っ黒に染まっている。
まるで正気を失ったかのように、先輩の瞳には光が入っていない。
周りにさっきの霧が集まり、先輩は不意に何かを呟いた。
「……っ、みんなしゃがんで!」
とっさに成生さんが声を上げ、周りにいた生徒全員がその場にしゃがみ込む。
僕も不思議がりながら急いでしゃがみ、次の瞬間には背後に大きな傷ができていた。
何かをひっかいたような跡がついていて、理解するのに数秒はかかる。
これ、先輩がやったの……?
まさかあれ、先輩の魔力……?
今まで感じた事のない感覚が走り、はっと息を呑む。
元宮神菜の魔力は、世界最高級の代物だと聞いた事がある。
そう考えたところで、おもむろに先輩の周りの霧が晴れた。
……え……先輩、なの……?
だけど桐の中から現れた先輩は、いつもの先輩じゃなかった。
容姿はさっきと変わらないけど、明らかに違うところが一つだけある。
……瞳の中が、真っ黒に染まっている。
まるで正気を失ったかのように、先輩の瞳には光が入っていない。
周りにさっきの霧が集まり、先輩は不意に何かを呟いた。
「……っ、みんなしゃがんで!」
とっさに成生さんが声を上げ、周りにいた生徒全員がその場にしゃがみ込む。
僕も不思議がりながら急いでしゃがみ、次の瞬間には背後に大きな傷ができていた。
何かをひっかいたような跡がついていて、理解するのに数秒はかかる。
これ、先輩がやったの……?

